人に助けられ、誰かを助ける

昔からの友人宅へ遊びに、阪急に乗って、息子と大阪までお出かけ!

この友達とは音楽の好みが似ていて、一緒に踊りに行ったり、ブルーノートにライブ観に行ったり、夜遊び仲間でした。

初めて出会ったんが、ジャマイカンバーだったなあ。なつかしい。

それが二人とも、一児の母となるなんて。

ほんま、誰が想像しただろう。

 

 

息子は電車に乗るなり、すいていたので、わたしの向かいのシートにちょこんと乗り、ごきげん。

 

f:id:tamiyoko:20150320100423j:plain

 

ふと見上げると、吊り広告には季節柄、観光地への宣伝が。

もう桜の時期やもんね。

清水寺とか、ものすごい人なんやろな。

桜が散って、新緑の頃に、ぼちぼちお出かけしたいなー。

この間マッサージをしてもらった友達が銀閣寺の近くに住んでるので、息子を連れて遊びにいこうかな。

哲学の道を息子と一緒におさんぽしたいなあ◎

f:id:tamiyoko:20150320101050j:plain

 

 

そんな風に「春やなー」と物思いにふけって、前の息子を見たら、なんと、寝ていた!!

 え!

f:id:tamiyoko:20150320101140j:plain

人もいなくて静かで、ぽかぽか陽気と、ほどよい揺れで、夢の中へ。笑

最高の寝方やね!

朝寝なんてひさしぶりやな。

 

結局到着駅まで夢の中。

友人宅についたら、おいしそうなランチを用意してもらってて、またご機嫌に。

Iくんは一歳九ヶ月。

もうテンションが高く、初対面でもぐいぐいくるかんじは息子とそっくりで、最初若干引き気味だった息子。。

自分を見てるようやったんかな??^^;

 

食欲旺盛のやんちゃ息子たち。

二人とも、食べてるときだけ、静かだよね。

f:id:tamiyoko:20150320114625j:plain

 

仲良く隣りでちょこんと座ってる姿がかわいい♡

実はIくん、めっちゃわたしに懐いてくれて、こんなに他人の子供に懐かれる(しかも男の子)ことって滅多にないので、うれしかった!!

抱っこー!って甘えてきたり、常にわたしの側にいたので、息子も焼きもちをやいて、しばらく友人とゆっくり話ができなかった^^;

わたし、やんちゃタイプに好かれるんかしら。

 

f:id:tamiyoko:20150320122131j:plain

 

 

そうそう、友人はJB(ジェームズブラウン)好きで、幻のJB人形が飾ってあり、息子も大興奮!

最近、JB’sのCDがお気に入りなので、「ジェイビーや!」と、興味津々でした。

 

JB。。めっちゃ昔のダンスしてる映像観た時、衝撃やったなあ。こんなカッコいい人おったんかいな!と。

マイケルジャクソンも憧れるわなー、そら。

息子にyoutubeで、今度見せてあげようかな。 

f:id:tamiyoko:20150320150703j:plain

 

友人のお気に入りの音楽も聴かせてもらって、いい時間が過ごせました◎

ホセジェイムス、ええ声してるわ〜。


José James - Trouble (AllSaints Basement Sessions ...

 

 

音楽を駆け出したら、ノリノリになってきた息子。

手作りマラカスで踊りだし、Iくんも真似して一緒にグルーブしてる姿がなんとも微笑ましい。

 

音楽好きの母親のDNAを、二人は受け継いでるんかなー?

f:id:tamiyoko:20150320144852j:plain

 

帰り道、Iくんがわたしと手を繋ぎたがり、仲良く歩いてたら、息子も手を繋ぐー!と言ってきて、三人で手を繋ぎ、歩きました。

ああ、兄弟いるってこんなかんじなのね、もしくは、保育士さんの気持ちがわかった、みたいな。

最後は息子とIくん二人で手を繋いで歩いてたのが、かわいかったです。

ほんま、保育園みたい^^

 

泣きじゃくるIくんにお別れを言って、バイバイしました。

 

そのあと、電車に乗って、乗り換え駅で息子の手を引いてウロチョロしていたら、かわいらしい女子高生が「阪急の乗り場を探してますか??案内するので、一緒に行きましょうか?」と、言ってくれたのです!

神様が現れたんか、思いましたわ。

今の若い子はーなんて、よく聞きますが、いや、若い子は素晴しい!親切や!

「わたしにも二歳と四歳の妹と弟がいるんですよー」と話してくれた女の子。

かわいい子やったから、息子もデレデレ。。

そういえば、行きの構内でトイレを探してたら、「ここですよ!ドアを開けましょか!」と、手伝ってくれた方がいた。

阪急の駅員さんも、親切やった。

この世の中に、いい人しかおらんのとちがうんか?と思うくらい、周りに親切にされた日だった。

 

こういうことって、子供を出産して初めて気付くことでもある。

「なんで駅のエレベーターは端っこやねん!」とか。悉く、お年寄りやベビーカー移動の人に不親切な公共の場所。

子供おらんかったら、気付かなかった。

そして、いろんな人に助けてもらった。

階段しかない駅があって、まだ赤ちゃんだった息子をベビーカーに乗せてて、どうしようと思っていたら、おばちゃん5人くらいが、息子が乗ったベビーカーをかついでくれたこともあった。「あんた、大変やろ!持つわ!」「わたしも持つわ!」「わたしも!」と、、

まるで、神輿のようにわっしょい担がれた息子は、もはや伝説。。

 

だからお出かけでベビーカー移動だった時期は、ほとんど誰かしらに助けてもらったのだ。

困った人がいたら、助ける、こういう当たり前のことが、当たり前にできる世の中で、ほっとした。

 

もちろん、わたしも誰かが困っていたら助けるし、息子にもそういう当たり前のことができる子であってほしい、と思った。