人に助けられ、誰かを助ける
昔からの友人宅へ遊びに、阪急に乗って、息子と大阪までお出かけ!
この友達とは音楽の好みが似ていて、一緒に踊りに行ったり、ブルーノートにライブ観に行ったり、夜遊び仲間でした。
初めて出会ったんが、ジャマイカンバーだったなあ。なつかしい。
それが二人とも、一児の母となるなんて。
ほんま、誰が想像しただろう。
息子は電車に乗るなり、すいていたので、わたしの向かいのシートにちょこんと乗り、ごきげん。
ふと見上げると、吊り広告には季節柄、観光地への宣伝が。
もう桜の時期やもんね。
清水寺とか、ものすごい人なんやろな。
桜が散って、新緑の頃に、ぼちぼちお出かけしたいなー。
この間マッサージをしてもらった友達が銀閣寺の近くに住んでるので、息子を連れて遊びにいこうかな。
哲学の道を息子と一緒におさんぽしたいなあ◎
そんな風に「春やなー」と物思いにふけって、前の息子を見たら、なんと、寝ていた!!
え!
人もいなくて静かで、ぽかぽか陽気と、ほどよい揺れで、夢の中へ。笑
最高の寝方やね!
朝寝なんてひさしぶりやな。
結局到着駅まで夢の中。
友人宅についたら、おいしそうなランチを用意してもらってて、またご機嫌に。
Iくんは一歳九ヶ月。
もうテンションが高く、初対面でもぐいぐいくるかんじは息子とそっくりで、最初若干引き気味だった息子。。
自分を見てるようやったんかな??^^;
食欲旺盛のやんちゃ息子たち。
二人とも、食べてるときだけ、静かだよね。
仲良く隣りでちょこんと座ってる姿がかわいい♡
実はIくん、めっちゃわたしに懐いてくれて、こんなに他人の子供に懐かれる(しかも男の子)ことって滅多にないので、うれしかった!!
抱っこー!って甘えてきたり、常にわたしの側にいたので、息子も焼きもちをやいて、しばらく友人とゆっくり話ができなかった^^;
わたし、やんちゃタイプに好かれるんかしら。
そうそう、友人はJB(ジェームズブラウン)好きで、幻のJB人形が飾ってあり、息子も大興奮!
最近、JB’sのCDがお気に入りなので、「ジェイビーや!」と、興味津々でした。
JB。。めっちゃ昔のダンスしてる映像観た時、衝撃やったなあ。こんなカッコいい人おったんかいな!と。
マイケルジャクソンも憧れるわなー、そら。
息子にyoutubeで、今度見せてあげようかな。
友人のお気に入りの音楽も聴かせてもらって、いい時間が過ごせました◎
ホセジェイムス、ええ声してるわ〜。
José James - Trouble (AllSaints Basement Sessions ...
音楽を駆け出したら、ノリノリになってきた息子。
手作りマラカスで踊りだし、Iくんも真似して一緒にグルーブしてる姿がなんとも微笑ましい。
音楽好きの母親のDNAを、二人は受け継いでるんかなー?
帰り道、Iくんがわたしと手を繋ぎたがり、仲良く歩いてたら、息子も手を繋ぐー!と言ってきて、三人で手を繋ぎ、歩きました。
ああ、兄弟いるってこんなかんじなのね、もしくは、保育士さんの気持ちがわかった、みたいな。
最後は息子とIくん二人で手を繋いで歩いてたのが、かわいかったです。
ほんま、保育園みたい^^
泣きじゃくるIくんにお別れを言って、バイバイしました。
そのあと、電車に乗って、乗り換え駅で息子の手を引いてウロチョロしていたら、かわいらしい女子高生が「阪急の乗り場を探してますか??案内するので、一緒に行きましょうか?」と、言ってくれたのです!
神様が現れたんか、思いましたわ。
今の若い子はーなんて、よく聞きますが、いや、若い子は素晴しい!親切や!
「わたしにも二歳と四歳の妹と弟がいるんですよー」と話してくれた女の子。
かわいい子やったから、息子もデレデレ。。
そういえば、行きの構内でトイレを探してたら、「ここですよ!ドアを開けましょか!」と、手伝ってくれた方がいた。
阪急の駅員さんも、親切やった。
この世の中に、いい人しかおらんのとちがうんか?と思うくらい、周りに親切にされた日だった。
こういうことって、子供を出産して初めて気付くことでもある。
「なんで駅のエレベーターは端っこやねん!」とか。悉く、お年寄りやベビーカー移動の人に不親切な公共の場所。
子供おらんかったら、気付かなかった。
そして、いろんな人に助けてもらった。
階段しかない駅があって、まだ赤ちゃんだった息子をベビーカーに乗せてて、どうしようと思っていたら、おばちゃん5人くらいが、息子が乗ったベビーカーをかついでくれたこともあった。「あんた、大変やろ!持つわ!」「わたしも持つわ!」「わたしも!」と、、
まるで、神輿のようにわっしょい担がれた息子は、もはや伝説。。
だからお出かけでベビーカー移動だった時期は、ほとんど誰かしらに助けてもらったのだ。
困った人がいたら、助ける、こういう当たり前のことが、当たり前にできる世の中で、ほっとした。
もちろん、わたしも誰かが困っていたら助けるし、息子にもそういう当たり前のことができる子であってほしい、と思った。