息子の成長と、茜色の夕日

昨日は一時保育でお世話になってる保育園の、園庭開放だったので初めて行ってきた。

 

他の園の園庭開放には行ったことあるけど、息子も慣れた園庭のせいかものすごい「自分の庭」のようにリラックスして遊んでいた。

わたしがいるにも関わらず、担任の先生がいなくなると、「せんしぇ?せんしぇ〜〜」と探しはじめたり。。なんだか、わたしは黒子のような存在で見守っていました。

 

こういうとこにきて勉強になるのが、子供同士でトラブった時の先生の「対応」

あーそうよねー、冷静な対応しなきゃね〜と。

あと、集団の中の息子を客観的に見ることも出来て、良かった。

息子と1週間違いの男の子がいて、その子のママさんに「ちゃんとお互いのコミュニケーションがとれてて、すごいですね」と言われた。

確かにコミュニケーションは出来てるし、イーーっとなることも少なくなった。

それは言葉がたくさん出てきて、息子もわたしに伝えやすくなったということもあるかもしれない。

その子のママは、本当にお疲れ気味で半年前の自分を見てるような気がした。

 

ああ、ちょっと前はそうだったなあ、と。

その子その子で成長の個人差はあるし、息子よりもたくさん喋ってる子もたくさんいるし、ほんとに、人それぞれなんやなとしみじみ。

 

今日も、痛いことをした時に、「なぜ、そうなったのか」と言うことを説明したら、なんだかしょんぼりとしながら、聞いてるのだ。

あ。これって反省?もしや。

うんうん、頷き、最後には「はい」と、さわやかな笑顔でこっちをまっすぐに見つめてる!

えーーー。

なんかめっちゃお兄ちゃんやん。びっくりしました。

今までは、へらへら笑ってごまかしたり、癇癪おこして終わっていたのに。

 

ああ、本当に少しずつ成長してるんやなあと思うと、嬉しくも切なくも感じたわけです。

 

さて、今日はゴスペルサークルで福祉施設でのイベントに呼んでもらって、歌ってきました。

もちろん息子も参加。

ずっと抱っこして歌っていたのですが、ほとんど愚図らずちゃんと聞いててくれました。

あれだけの大勢の前で、しかも野外で直射日光がガンガンに当たって暑い中、ようがんばりましたわ。

身体障害者の方の利用施設だったのですが、みなさん喜んでもらえてよかった。

息子もいろんな人達と交流して、相手してもらえて、いい時間を過ごせたと思います。

 

帰りの車の中で即寝でしたが。

ほんとうにおつかれさま。

 

がんばったので、昼寝して昼食後に、近所におさんぽしに出掛けて、走り回って一緒に遊びました。

 

そして今日の夕方は、本当に茜色の美しい夕日が、ちらっと窓から見えたので、息子と「夕日を見に行こう!」と外に出たら、いつも息子を可愛がってくれるご近所さんが、同じように夕日を見に外に出てきていて、一緒によく見える場所まで見に行きました。

 

もう本当にきれいで、3人で眺めました。

その時にこういう圧倒的な美しいものを見た時って、写真に収めるものではないのかなって思ってしまった。

今はデジカメも携帯もいつでもその瞬間を撮れてしまうけど、実はそういう瞬間ってしっかりと味わい尽くしてない気がする。

その目でじっと見てるだけの方が、心にじんわりと残るというか。

きっと写真に撮ってたりしたら、すぐに忘れちゃうだろうし、いつでもまた見れるっていう感覚になるんだと思う。

でも今日の夕日はしっかりと心に残りました。

息子もテンション上がって、ずっと踊っていたし。あのキラキラした目の中に焼き付いたのかな??

本物の美しいものを、これからもたくさん見せてあげたいし、一緒に見て感じていきたい。