自分の本当にしたいこと

金曜日は午前中ゴスペルレッスン。

昼から、友達がやってるフレンチマクロビの店で家族でランチ。

旦那が息子と遊んでてくれていたので、ゆっくり友達と仕事の話やこれからのことなど、話せていい時間が過ごせた。

 

夕方からは半年振りの、旦那に家を任せ、夜一人外出。

学生時代の親友と、ごはんを食べに行く。

予約してくれていた店で、久々のコース料理食べて、飲んで。

しかも、ご馳走になった。

気分良くなり、二件目立ち飲み屋で一杯飲んで、独身時代に行っていたバーへ行く。

この店は音楽が最高に気持ちよく聴ける場所で、大人な場所。

子供を持ってからはなかなか行けなかったけど、やっと行くことができた。

オーナーのkさんに挨拶して。3年振りやけど、覚えててくれてなんだかうれしかった。

 

デッキの席で、友達とああでもないこうでもないと話して、ぶらぶらして〆に牛丼食べて帰るという、なんともおじさんくさいコースになってしもたが、こういう時間を過ごせたことが何よりうれしい。

そして早く、家族に会いたかった。

 

親友とはもう15年以上の付き合いで、お互いまったく別々の人生を歩んできたけど、たまにこういう時間を過ごせるって、なかなか素晴らしい存在だと思う。

 

親友は結婚、離婚を経験して、今はキャリアアップして、私生活も自由を謳歌している。

子供を持ったわたしの生活とは、まったく違うけど、やりたいことをやってるってすごい素敵なことだと思った。

わたしはわたしで、出産してまた違う観点から、親友と話をしてることも新鮮やったし、ああ、お互いの人生を歩んでるけど、くだらないことで笑えるし、しあわせやなーとしみじみ思う。

 

改めて、人生はすべて出会いだと感じる。

財産は出会い。

死ぬときまでに、どのくらいのどんな人と密なつながりを持てたか。

どれくらい人を愛して、愛されたか。

それが重要なんやな、自分の人生には。

 

帰宅して、息子はすやすやと眠ってるのを見て、旦那に感謝を伝えた。

 

今日は、京都の北部のある民家で行われた、地域の子供たちが集うイベントに家族で参加。

ブラジルダンサーの女性が主体となって、旦那がリズムの伴奏をするというもの。

子供も大人も自由に夢中で踊って、ほんとに楽しかった。

息子は寝起きということもあって、本調子ではなかったけど、父親の太鼓の音をじっくり聴いて見守ってる様子が微笑ましかった。

 

あと、とにかく環境がいい。山と田んぼに囲まれた、大きな古民家で家主のご夫妻は半年前にこの家に移り住まれたそう。

田舎のおばあちゃん家に似ていて、囲炉裏なんかもあり、吊るし柿があったり、とてもなつかしい風景。

子供たちもたくさんいて、にぎやかで、こんな環境でこんなイベントできるなんて素晴らしい。

うちの近所でも、いつか子供たちを呼んで、こんなにぎやかな祭をできたらいいなあと思った。

京都の大原や北部はわりと他から移り住んできて(特に原発事故以降)、何かを発信して地域とのつながりを持とうとしてる人たちが増えてきてるように思う。

それで旦那に、「なんで家の周りにはこういうことしようとする人がいないんやろ?」と帰りの車内で話していたら、「おまえくらいちがうか?そういうのしてるの」と言われた。

考えたら、ちょこちょこしてるんかもなあ。

仲いい人たちだけで何かするって言うよりかは、知らない人たちが集まって仲良くなって輪をつくるようなことが好きなのだ。

 

自分のしたいことが、少しずつくっきり輪郭を現してきたような感覚。

 

家族を中心に、どんどん来年はそういう輪を広げていきたい。

 

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