親子のコミュニケーション
最近楽しいことは、お風呂の中や、寝る前にお布団の中で、子供と今日あったことを話せることだ。
今日会った友達のことを喋って、また遊ぼうねーと言うと、息子はとても満足した顔になる。
ずっとお友達の名前を言って、楽しそうなのだ。
そうやって笑顔で眠れる息子が、なんともしあわせそう。
親子の関係は、会話がすべてだと思う。
夫婦もそうだと思うけど、思っていることをいいことにせよ、悪いことにせよ話せるというのは、とても大切なこと。
息子が一歳になる前から、わたしは「おかあちゃん、今つらいんや、悲しいんや」ということも「もうすごくしあわせなんや、ありがとう!」ということも、素直に表現してきた。
育児で疲れて目の前で泣いたこともあるし、3・11の日に家族で一緒に黙祷を捧げ、一緒にいられることのしあわせに感極まって、ぎゅーっと抱きしめて泣いてしまった時も息子は笑顔で「ちゃーちゃん!」と側にいてくれた。
喜怒哀楽が激しいおかあちゃんであるかもしれないけど、息子には全部伝わってると思う。
この人は、こういう人なんやなっていうことが。
息子が思春期になっていっても、内の心をお互いに話せる親子でいたい。
親子というよりは、一人間として、対等に話がしたい。
それはやっぱり毎日の積み重ねなんかなと思う。
母親面なんてしたくない。
ただ正直に、嘘をつかず、向き合っていきたい。