子供を信じる

今日は息子と自由気ままに、いいかんじでのんびり過ごせました。

 

朝起きていつも、朝食を準備するんですが、それをやめました。

わたしはお腹が減ってなかったし、息子も「パンもごはんも食べない」と言ったから。

それで、しばらくすると小腹がすくので、甘酒に漬けたりんごを食べようとすると、息子も食べる!と言ってきた。

 

二人で甘酒リンゴを食べながら、インターネットラジオのjazzを聴く、というなんともしあわせな朝。

 

朝は必ずごはん食べる、という概念を一度なくしてみると、結構自由になれる。

母親的には「自分はいいけど、子供には食べさせなきゃ」って、常識的な価値観で判断してしまいがち。

それで子供が食べなかったら、怒ったり。

わたしも前に「ちゃんと食べとかないと、お腹すくよ!」と怒ったことある。

いやでも、よく考えたら一日朝ご飯食べないくらい、なんともないやん。

 

子供はお腹すけば、息子みたいに突然「食べる!」と言ってくるし、時間割に追われることより、自分の感覚を素直に聞いて、子供の声も素直に聞いて受け入れるのが、より自然な行き方なんだと思えた。

 

こうしないといけないとか、頭で考える育児の時代はもう終わって、心の声を聞く原点に戻る育児でありたいなと、最近は思う。

 

育児というか、子供の声を聞いて、原点を思い出すかんじに近いのかな??

 

そういう親子って素敵やなあ◎

 

 

朝ごはん食べて、掃除してからは、寒いので室内で遊べる場所へ。

マットが敷いてあって、1才前後の子供たちが多いこの場所。

今日は二歳前後の子供たちが多かった。

息子も今日は「絵本読んでー」と、遊びまわるより、わたしに甘えたいモード。結構大人しめなかんじ。なんて楽なんだ。。

 

同い年の子供より、今日はママさんにいろいろ自分から話しかけて、相手してもらってました。

初対面なのに「人懐っこいですねー」とよく言われる息子ですが、

知らない人とすぐに打ち解けることができるのは、人を信頼して、人が好きなんだと思う。

そしてちゃんと人を見てる。

うちの息子だけじゃなくて、子供なら全員は人を見る力があると思う。

 

大分前に、「お菓子あげるからおいでーー!」と、見知らぬおばさんに声をかけられてましたが、

「いらない。おかあさんのお菓子があるから」と、きっぱり断っていました^^;

その方はちょっと癖があるかんじの人やなーと思ってましたが、息子もなんらかのオーラを察知したんでしょうね。

そういう意味では、子供は本当に素直で正直!

うそはつけません。

 

近くのモスでごはん食べたあとは、本屋へふらっと寄ってみた。

ペネロペの絵本をえらく気に入った息子。

「レジでぴーしてもらうで~」と、買う気満々。。

谷川俊太郎の絵本も気になってたので、どっちにするか選ばせたら、「ペネロペ!!」

他にもたくさん絵本あるのに、もうそれしか見えないかんじでした。

本当はわたし、ペネロペは好みじゃないから、谷川俊太郎のをできれば選んでほしかったのです。。が。

 

1才過ぎてから、言葉で返事ができなくても「どっちにする??」と必ず、自分で選ばせてきました。

選ばせることに意味があるというより、選んだことに対して、「そうか、わかった」と親が受け入れて、子供の考えを肯定することに、重要な意味があるんだと思っているのです。

 

だから、ここはぐぐっと我慢して、

「わかった、そうしよう」と、ペネロペを買うことに。

 

ものすごい些細なことかもしれませんが、これから親子の関係で、結構重要になってくることだと思います。

子供が選んだことに口出ししない、受け入れるということ。

 

 

思春期になればなるほど、大切にしたいことのひとつです。

 

親子の信頼関係だものね。