ふつうがえらい

 

前に紹介した、ウルグアイ大統領のスピーチの絵本。

最近寝る前は毎日息子と読んでいる。

絵本と言っても、内容はスピーチの和訳そのままが載ってるので、読み聞かせしてるんか?これは?ってかんじ。笑

ほぼ自分のために読んでるようなー。

でも絵がかわいいので、息子もじーっと静かに聞いている。

どうやら眠気を誘うようで、結構すーっと寝てくれるし、一石二鳥というか三鳥くらいに助かる。笑

でも読んでいくうちに思った。

ここに書かれていることは、子供だったら全員わかってる当たり前のことで、そんなことをすっかり忘れてしまった大人たちが読むべき本なのだなあということが。

本当に地球が平和になるためには一人一人がこういう意識であれば、ものすごいハッピーになるよねって、素敵なメッセージなのでいろんな人に読んでほしい。

政治家とかねー。特に。

 

 

ほんで、わたし自身が最近読んで面白かった本。

佐野洋子さんのエッセイです。

これ。

ふつうがえらい (新潮文庫)

ふつうがえらい (新潮文庫)

 

 佐野洋子さんと言えば、100万回生きたネコという絵本で超有名な人。

 読んだことあるけど、内容をよく覚えていない。。なんか切ない気持ちだけ覚えてる。

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

100万回生きたねこ (講談社の創作絵本)

 

 

たまたま、Eテレで佐野さんのエッセイの一部を紹介してる番組があって、おもしろかったので買ってみました。

 

これが、、本当におもしろい!

佐野さんの感性がすきやわー。すごい正直な人。

ずばっといろんなことが気持ちいいくらいに書いてある。

 

わたし、こういう女性になろう!って思ったくらい。

クールに冷静に安定感のある人も素敵だけど、やっぱり一度きりの人生、笑ったり泣いたり怒ったり、喜んだり、喜怒哀楽がある人生の方がおもしろい。

 

一気に読んでしまった。

100万回いきたねこも、図書館行って借りてまた読み直したい。

 

あー、おもしろい本に出会えてしあわせだ。