子供の言葉にならない気持ちを読み取ること。

 

昨日は、わたしと義母の誕生日会(同じ誕生日なのです!)を近所のイタリアンの店でお祝いしました。

ここは息子がお腹にいる時に、義母に連れてきてもらったお店。

久しぶり行ったけれど、おいしかったー。

有機栽培や地元でとれた野菜を使っていて、子供も安心に食べられる食事というのがお店のコンセプトみたいです。

確かにお野菜、おいしかったなー。

 

人気のお店なので、満席で、カップルや夫婦で来られてる方も多い中、騒がしい二歳児を連れての食事^^;

最後の方は落ち着きなかったなー。まあ、二歳やもんね。

去年は鉄板焼きのステーキを食べさせてもらって、カウンター席だけだったので、息子も一歳だったし、飲み込むように肉を頬張った記憶が。笑

今年はまあ、最後を覗いては比較的みんなでおしゃべりしながら食事とれて、よかった。

息子もパスタを大人のフォークでくるくる上手に巻いて食べてて、びびった。

そんなん、よく見てるなー。

 

帰ってきてからお昼寝した息子。

起き抜けに、ここ最近はまったく見られなかったギャン泣きがえらく続いて、びっくりした。夜泣きのような泣き方。

ランチ、食べ過ぎて苦しかったんかなーと思って、しばらく抱っこしていたら、なんとなーくですが、息子の気持ちがじわじわ伝わってきた。

 

この一週間、保育園生活で息子は楽しくエンジョイしてるように振る舞っていたんだけれども、やっぱり慣れるまではすごいエネルギー使うし(大人でも新しい場所に行くと緊張するのと同じで)、そうとう気を張っていたのが感じとれた。

その緊張が、土曜のお昼に、ぽーんと爆発したような。

 

言葉に出さないけど、(二歳でこういう気持ちを表現するのは難しいから、よく熱を出したりするんだと思う)息子は確かに「ああ、お母さん、ぼく頑張ってたよ!!抱っこしてほしいんだよ!」って、心の奥から訴えてた。

 

わたしは静かに「保育園、がんばっていってたんやね??」と聞くと、

「うん。。」

「淋しかった?」

「うん。。」

黙って抱っこしながら、息子の気持ちを受け止めることに専念した。

 

「保育園、行きたくなかったら、行かなくてもいいよ。お母さんはどこも行かないから、イヤやったら、行かんでええよ、一緒に遊ぼう」

と、息子に言うと、

なんだか安心したような息をついて、

「うん!」と笑顔になった。

 

それでわたしも安心した。

 

一歳半から一時保育でお世話になっていたので、熱を出すという洗礼?は経験済みだったので、熱こそ出さずに登園してた息子ですが、心の葛藤や不安、緊張はどんどん複雑になっていってるなって感じていた。

 

それを母親が、どうキャッチして、受け入れて接してあげるかっていうのは、とても重要なんだと思う。

会話がある程度出来てくると、そういう目には見えてこない心の動きが、見落としがちになってしまう。

でも、母親であれば、ほとんどの人が読みとれる力を持っていると思う。

思春期になったら、もっと自分の気持ちなんて親には言わないものだし。

そういう’気持ち’の部分をキャッチして受け止めるのが、もう母親のこれからの役目なんだとその時に、ものすごく強く感じた。

 

子供はすごい。

すべて教えてくれる。