イライラ期から、おかあさんありがとう

先週ほとんど保育所行けず、(下痢と体調不良で)週末は近場でゆっくり過ごしました。

土曜日の夜に「明日はどこに行きたい?」と息子に聞くと、

「ピクニック!」との答えが。

どうやら保育所での遠足の思い出が楽しかったらしく、リュックにシートとお弁当をつめて行きたいらしいのです。

近所の公園に遊びに行き、お昼は日陰でお弁当を広げて食べました。

満足げな息子の顔を見ると、ほんとうにしあわせ。

 

体調不良の間は、ずっとイライラ期だった我が息子二歳半。

一歳半の時のイヤイヤ期のあとは、わりと平和に過ごしていたのですが、ここへ来て、爆発!

することなすこと気に入らない、常にイラついてる。泣く、怒る。

そんな一週間を過ごしてました^^;

 

派手なんが、久々にやってきたなーってかんじで、旦那は「どうしたんや?なんで?」みたいに、意味を知りたがってましたが、いやいや、意味なんてないでしょう。

もうそういう時期でしかない。

嵐がやってきたと考えてます。

嵐はずっとは続かないし、そのうち過ぎ去ってくれる。

嵐の間は下手に動かずに、じっとしてるのが一番なのです。

なので、できるだけ冷静に見守るようにしてました。

そこで夫婦間の考えが生じてケンカになったりしたけど、もうそれは話し合うしかなくて。

 

例えば息子がイライラして食べ物を投げる。

旦那はそのしたことに対してだけ、怒る。息子が泣く。何も言わないわたしに旦那が怒る。けんか。笑 と言う風に悪循環。

でもわたし自身は、物を投げたことの裏に、息子の本当の気持ちがあるんじゃないのかって思うのです。

ただおもしろがって投げてるだけじゃない。

何らかのメッセージ。

子供が問題起こすときは、99%かまってほしい、愛情がほしい時だって思います。

それは自分が、ややこしい子供だったからわかるんです。

親にとって困ることや怒らせるようなことばかり、してました。

それって、そのとき淋しかったからなんですよねー。その時はそう思ってなくても、行動に出てたんだと思う。

だから、怒られることしてでも、親の注意をひきたかったんです。

 

そう思うと、息子の行動がとってもよくわかる。

ただ叱るだけじゃなくて、その根底の気持ちを理解した上で叱る。

やっぱ、子供は自分の気持ちをわかってほしい。

子供だけじゃなくても、大人でも自分の気持ちを受け止めてもらった時は、うれしいもん。

「おかあさんは、てんちゃんの気持ち、わかるよ。とってもわかる」

そういう風に、何度も何度も言いました。

 

そうこうしてるうちに、息子の体調も元に戻ってきて、本来の素直で無邪気でかわいらしい息子の表情が戻ってきました。

嵐が過ぎ去った!笑

 

今日お迎えに行って、帰りの車の中で、突然息子がにっこり笑って、

「おかあさん、ありがとう」と言ってくれたのです。

 

あーーーーーーーーー;;

感動!!

 

育児って、こんなことの連続かもしれません。

山あり谷あり。

 

そして、こんな時もあるよねーって長-----い目で見ることが、とっても必要なんだってことも思い知らされました。

 

子が親を育ててくれる。

まさに、それやわ。

 

さ、今日買った’ダヴィンチ’を読むぞー。

やっぱ、彼好きやわー。