シュールな家族

今日は友達とフリマに参戦した。出店側で。

客層がおばちゃん率高かったので、見事惨敗に終わった。

でもフリマを出すにあたっての、傾向と対策がわかった。でももう出さないと思う。

 

旦那と息子も来ていて、人の多さに「人当たり」してた旦那は、近くの楽器屋に息子と逃げ込み、エレドラ(エレキドラム)を叩いて、気分転換していたらしい。

息子も叩いてたらしいけど、旦那が本気でエレドラ叩いてるんが、想像できたわ。

男の人は、子供と同じくらい遊びに没頭するから、見てたら子供二人いるみたいに見える。もっと大人になってくれって思うけど、これが父親の良さでもあるかもしれない。母親は基本、子供に合わせるもんね。

父親まで子供に合わせてたら、絶対おもろない子供に育つ気がする。真剣に一緒に遊ばなあかん。

うん、父親はそのままでいい。

 

 

夕方に、風が気持ちよかったので、家族三人で近所を散歩した。

田んぼと、茜色の夕焼け。海風みたいな、気持ちのいい風。

しばらくバス停の長いすに三人座って、ぼーっとした。

ちょっとシュールな絵だったかもしれない。

でも、とてつもなくしあわせな時間だった。

「めっちゃしあわせ!」とかじゃなくて、淡々とじんわりしあわせっていうか。

わたしは死ぬ前に、たぶん、いろんなことを思い出すかもしれないけど、今日のこの時の感覚は忘れないだろうと思う。

しあわせって特別なことじゃないんよなって。

当たり前の日常で、満たされてること、なんだと思う。